自衛官が誤認逮捕され退職に追い込まてからの話

自衛官が誤認逮捕され退職に追い込まれてからの話

国家公務員である自衛官として働いていたある日、警察に誤認逮捕され自主退職。一時は貯金200万だった自衛官が今では借金300万を背負う派遣社員となり、その返済のため日々お金を稼ぐのに奮闘するブログ。

自衛官の私の逮捕は罪が重く、周りの風当たりが強かった

 

自衛官の逮捕は世間の風当たりが強い。なんせ国民を守り、法令を遵守しなければいけない立場の人間が犯罪を犯したわけですから。

 

 

自衛官になるにあたって、全自衛官は入隊時に「服務の宣誓」という宣誓をします。

その後も昇進や、大きな行事が行われる際に服務の宣誓を行い、自衛官として改めて身を引き締めるわけです。

 

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その服務の宣誓の全文がこちら。

 

私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身をきたえ、技能をみがき、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。

 

 

私も何度大声を張り上げたことか・・・

 

 

見て分かる通り、悪いことをしないで国民を守るために心身をきたえろ的なことが書いてあります。

 

 

そんな自衛官が犯罪を犯してしまっては、世間の風当たりが強くなるのも当然です。

税金で飯を食って遊んで、といいますか、税金で暮らしてる。一部の国民からは「税金泥棒」と言われる始末。

 

 

実際勤務していた基地があった場所では、自衛官が嫌いな人間が多く、自衛隊の基地から出てきた車はあおられたり、街中で制服着ている自衛官がいたらいきなり文句をつけてくる人も多々いました。

 

僕の場合は街中のデパートに車を止めている間に、石のようなもので傷をつけられていました。円を書くような形で、あきらかに故意にやったような傷跡でした。恐らく制服姿で車から降りるのを見かけたのでしょう。

 

 

 

自衛官は給料も高い方ですし、「遊んでいる」イメージが強く、なかなか国民に仕事をしているところを見てもらえる機会も少ないため、どうしても印象が悪くなってしまうんです。

 

もちろんなかには応援してくださったり、活躍を認めてくださる方もたくさんいます。

ですが、特に男性からは多く嫌われている印象があります。

 

 

 

 

 

 

 

話が脱線しましたので、戻します!!(笑)

 

 

 

 

 

自衛官が盗撮で逮捕」

 

こんなニュースが住んでいる地方で流れたら、格好の標的、良い話題です。

一気に口コミで情報が広まります。

 

口コミの使い方合ってますか?(笑)

 

 

 

しかも僕の勤務していた場所は結構田舎だったので、情報の広まる速さが尋常じゃありません。

見知らぬ人が逮捕されても、家まで特定されてしまいます。

 

 

 

主婦の間で話題になり、基地内でも話題になり、ネット(2ちゃんねる)でも話題になり、最後は親戚内でも僕のことを悪く言う人が出てきました。

 

でも家族はずっと僕の味方でいてくれました。

 

 

 

釈放され初めてアパートに戻った日のことです。

近所の顔見知りの年配の方がいたので、挨拶をしたら見事にスルーされました。

 

 

 

近所の方だけだったらまだマシなんです。

 

 

 

自衛官として仕事復帰した日。

関係各所にお詫びをし、直属の上司や後輩にもひとりひとり頭を下げました。

 

しかし、今まで仲良かった上司数人までもがシカトをする始末。

 

 

 

「お前のせいで休日返上で仕事場に呼び出された」

「お前のせいで仕事量が倍になった」

「お前のせいでこの基地のイメージが悪くなった」

 

 

 

みんな「お前のせいで、お前のせいで」。

確かに僕のせいなんです。

しかし、当時の僕は「みんなのその言葉をしっかりと受け止めて・・・」なんて強い気持ちはありませんでした。

 

 

 

街に出ても周りの視線が気になります。

今の時代はフェイスブックなどで簡単に個人を特定できてしまいますし、なんなら一番気になる顔もバレてしまいます。

そのこともあって本当に視線が気になるのです。堂々と買い物もできず、家に戻って一人になってもあの時の感情が蘇ってきます。

 

 

 

 

職場にも、街にも、家にも、自分の居場所はない・・・

この時初めて自分には居場所がないことに気が付きました。

 

 

 

 

 

4年間の自衛隊生活に終止符

 

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職場では「盗撮した画像みせてみろよ

日が経つに連れそんな風に僕をいじって笑ってくる上司が増えていきました。

 

最初は無視されるよりありがたいと思っていました。でも、何度も何度もあの時の気持ちを思い出すため、次第に笑えなくなってきました。

あのときの女性の顔を鮮明に思い出してしまうんです。

いっそ無視されているほうが楽なんじゃないかと感じてきました。

 

 

いじるのをやめてくださいなんてことも言えません。

 

 

 

そう、僕は気持ちが弱いんです。

 

 

 

 

気持ちが強ければ、逮捕されてなかったかもしれません。

気持ちが強ければ、自衛官を続けていたかもしれません。

 

 

この時くらいから「退職」を考えるようになります。

退職すれば自分の気持は楽になるかもしれない。

しかし、同時に家族の気持ちを裏切ることにもなります。

 

 

そんな気持ちを家族に言うこともできず、心に閉まっていたある日・・・

 

 

直属の幹部からこんな話を持ちかけられます。

 

 

離島に転勤しないか?

 

これは自衛隊用語で、通称「飛ばされる」といいます。

服務違反をした人を遠くに転勤させ、ほとぼりが冷めた頃に元の勤務地に戻すことです。

離島の名前を出すと個人を特定される可能性もあるのであえて伏せさせていただきます。

 

 

 

離島に転勤すると、全く別の仕事をさせられ、元の職場に戻ったときにブランクができてしまうということと、全く見ず知らずの土地にいくのにはかなりの抵抗がありました。

 

 

僕の中では「ブランクができる」ことが一番のネックでした。

転勤は一年や二年の話ではないからです。

同期の中で一番昇進が早く、将来は幹部になると周りからも期待され、時間があれば技能向上に努めてました。

 

 

 

そんな自分がブランク?有り得ない!

 

そんな無駄なプライドを持っていました(笑)

 

 

 

当時の僕は気は弱いくせに、無駄にプライドは高かったんです。

 

 

この話が出たとき遂に僕は自衛官を退職する決意をし、その一ヶ月後自衛隊を退職することになります

 

 

 

次回は・・・ 

退職後僕が選んだ全く別の人生について書かせて頂きます!

 

 

 

 

最後に!!!

 

ここまで見て頂いた方ありがとうございます!

少しでもこの先が気になる方がいれば是非読者になっていただければ大変ありがたいです。

そしてツイッターフェイスブックでも拡散して頂ければもっとありがたいです!

なるべく多くの人に見て頂き、似たような境遇の人や、人生が辛い人仲良くしてください!僕も今めちゃくちゃ辛いです!

 

今後もよろしくお願いいたします!

 

 

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